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素晴らしきこの世界に乾杯(サルーテ)! Yu-liによる気ままな雑記帳
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2024/05/02 (Thu) 07:38
Posted by Yu-li
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よく、セクシャルマイノリティの方のブログにお邪魔することがあります。
皆さんいろいろ考えていらっしゃるなと本当に感心します。
色々悩んだ末に自らの答えを出しているので、言葉が凄く説得力があるんですよね。
悩みを克服して(折り合いをつけて)生きる姿はかっこいいと思います。


そこで、今回は私自身のパンセクシャルを自認したきっかけを思い出してみようかと。
最初に言っておきますと、私は性指向、性自認についてあまり悩みを持たず今まできています。
今まであまり恋愛に興味がなかったということもあるのでしょう。
そのため、これといって語れる事が少ないのですが。

私は恋愛とは無縁の生活を送ってきました。
恋愛自体に興味がないわけではなかったのですが、機会がない上に恋愛をする必要性を感じられず
(女子校という女の花園で育った私は友人とわいわいする方が好きだったので)
恋愛のれの字もなく10代を過ごしていました。
今振り返ると、この頃likeの意味で好きだった人はloveの意味だったんじゃないかなって思います。
そして、実際に人と付き合ったりしながら、自分の性指向の違和感に気づいたのが大学にはいってから。
それなりに好きな人もおり、異性と付き合ったこともあります。
しかし惹かれるのは男性とは限らず、同性にも惹かれる事があります。
なのでなんとなくバイセクシュアルなのかなと自認していました。
それがパンセクシュアルに変わったのは暫くしてから、パンセクシュアルという言葉を知ってからです。
私は身体の性より自認を重視しています。
その人がどう思うか、その人の内面はどう考えているのか。
自認が男性なら外見がどうであれ男性として扱うし、自認が女性ならそう扱います。
(私は男性と女性とでは接し方が変わります。
俗語的な意味でのフェミニスト……ですね)
しかし、性自認なんて外見からはわかりません。
そのためか、性別を意識せず人を人として、それこそ性別の自認がない人まで恋愛対象になります。
なので性別があることを前提とするバイセクシュアルと言われると少し違和感があったんです。
バイセクシュアルとパンセクシュアルだとより近いのはパンセクシュアルかな、と。
性はグラデーションという言葉の通り、どちらの言葉の定義もぴったりとこない。
ニアピンなのがパンセクシュアルかな、と感じています。

そして、パンセクシュアルであると自認した私ですが、
冒頭で少し書いたように私は性指向――パンセクシュアルである、特に同性も好きになるということについて悩みはありませんでした。
すんなりと私はこういう人間なんだと受け入れることができましたね。
そのひとつは私が女の子好きを公言しているからだとも思います。
まあ、冗談の延長戦上、自分の好みの一つとして言っているので友人がどう捉えているのか、本当のところはわかりません。
ですが、私が同性が好きだと言ったところで友人はまた言っている程度にしか捉えないと思います。
そのために自分も自認に対して疑問が出なかったのかな。
自分が変だとは思わず自分の好きなのは男性も女性もそれ以外もありうると認められたのかもしれません。
(まあ、私自身が自信家な自分好きだからかもしれませんが)

そんなことから私は自分をパンセクシュアルだと自認しています。

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このブログが何故セクマイカテゴリーに登録しているかというと、まあ、わたくしがそのセクマイに分類されるからでございます。
しかも、マイノリティのなかのマイノリティ(多分)である「パンセクシュアル」になりますね。

ところでこのパンセクシュアル(面倒なので以下全性愛と日本語表記にします)、認知度はないと思うんですよね。
同性愛、両性愛とはまた違うものなんですよ。
同性愛の認知すらあるとは言えない社会では、まあ全性愛は認知なんてされるわけもなく。
それに、(以下はあくまで私個人の考えです。全性愛者全員の考えだとは思いませんが、私個人の捉え方としては、)
同性愛者の方より生きにくいわけではないんですよね。
好きになるのが同性とは限らないわけですし。
異性を好きになった場合、異性愛カップルと変わらないわけですし。
異性の好きなところとか好みのタイプもあるわけですし。
(そもそも私に同性異性という感覚が欠落しているという可能性もあります:後述)

ここらでセクシャルについてまとめ。ネットで探せば出てきますけど。
自分の理解をネットの知識をまとめて綴っているので間違いが多々あるかと思います。
間違いがあればご指摘いただけると嬉しいです。

人の恋愛対象って様々なんですよね。
1:男性が対象の方、2:女性が対象の方、3:両性が対象の方、4:性別に拘らない方、はたまた5:恋愛対象がない方。
このうち3を両性愛(バイセクシュアル)、4を全性愛(パンセクシュアル)、5を無性愛(Aセクシュアル)と言いますね。
そして、1の方の性自認が男性なら同性愛(ゲイ)、女性なら異性愛(ヘテロセクシャル)。
2の方で性自認が男性なら異性愛(ヘテロセクシャル)、女性なら同性愛(レズビアン)となるわけですな。
まあ、こんな分類をしたところで全員が必ず分類に当てはまるわけではないんですよね……難しい。
その中でも、私の属する(と考えている)全性愛は性別にこだわらず恋愛感情を持つタイプです。
じゃあ、両性愛と何が違うのっと言われそうですが……
両性愛の方は「男性」、「女性」のいずれかが恋愛対象となります。(だから「両性」愛)
しかし、世の中にはこの男性、女性には当てはまらない方もたくさんいるわけで、
(例えばXジェンダーの方などがそうですね)
そういう方も含め恋愛対象になるのがパンセクシュアルです。
乱暴な言い方をすれば「人間なら誰でもOK」みたいな。
勿論、全人類に恋愛感情など持つわけではなく、その中でも自分の好みにあった人や価値観やらが関わって恋愛感情が生まれます。
異性愛者の方だって、全異性に恋する人は少ないでしょう?(希にいるかもしれませんが)
好みの人に恋愛感情を抱くわけですよね。
これは同性愛、異性愛、両性愛、全性愛ともに言えることですが。
(無性愛については……どうなんだろう。知識不足です)

そんなわけで全性愛者な私ですが、恋愛対象の幅が物凄く広いです。
それはもう上で使った乱暴な言い方:人間なら誰でもOKは私には当てはまると思うので。
(流石に人外はご遠慮願いたいかな……)
その中でも、好みのタイプってあるのですが。
私の場合はどちらかというと可愛い女の子に目が行きやすいかな?

で、全性愛では(サンプルが私しかないので、私個人の偏った考えになることをご承知ください)
そもそも好きになるのに性別を意識しないわけです。
私にとって好きになったのが、たまたま男性だった、女性だった、性別のない人だった
それだけの事なんです。(まあ、理解されにくい感覚かなぁと思います)
同性が好きになっても私にとっては普通……というか、当然のことなんですよね。
だって同性だって人間じゃないか! 人間なんだから好きになる可能性があるんじゃない?
って。


セクシャルはグラデーション。
マイノリティの中にはこんな感覚を持ったヤツもいるんだと思ってもらえれば。
まだまだ未熟者ですので自分自身を把握できていない部分も多々あります。
しかも、自認も変わるかもしれません。
ですが、今現在の到達点はこんな感じ。


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プロフィール
HN:
Yu-li
性別:
非公開
職業:
学生さん
自己紹介:
法律家を目指す学生
癖が強く変わり者で、自他共に認めるフェミニスト
でも老若男女問わず、人間大好きです
故にパンセクシャル(全性愛)かと
序に、世話好き・甘やかしたがり

趣味は小説を書くことと放浪という名の旅行、
知識を付けるための勉強
酒ならビールと蒸留酒が好き

考えていないようにみえて実は考えていたり
好きなものについて語らせたら止まりません


……ですが、どうぞ宜しく
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