◆べき論、当然の前提の押しつけ(性別と出来ること)

ちょっともやっとしたので書き殴ります。

私は2時間かけて通学しています。
まあ、田舎だから仕方ないんですけど。
かれこれ電車通学歴10年以上なので、2時間なんて楽なものです。
因みに、下宿は私の生活力のなさ＋αで許可されませんでしたよ。
(生活力のなさは直さなければならないと常々思っています)
学費を出してもらっている身ですし、文句なんて言えませんよ。
(下宿出来るならとっとと愛しのあの子のもとに転がり込んでいるっての)
まあ、電車で2時間は通える距離ですけど。


とはいえ、学校を21時に出ると家に帰るのは23時過ぎ、ギリギリ午前様にならないで済むという生活なんですけどね。
そんな話を同期の方と話した時に、

「下宿許して貰えないの？女の子なんだから生活力がないって事はないでしょう」

と言われました。
これ、今日のもやもやポイント。

女の子だから、と見られるのは嫌いです。
かと言って、男だからこう、となるのも嫌です。
出来る出来ないに性別は関係ありませんよね。
生物学的な話ではないのですから。
(流石に男に子供は生めませんよ)
だから、性を出来る出来ないの問題に加えられるのは嫌です。
私は見た目は女の子ですので、
「女の子だから料理が出来るよね」
「女の子だからやらなくていいよ」
など言われる事がありますが、
(特に下の言葉を言われると)女だからって舐めんじゃねーよ、と言いたくなります。

出来るかどうかは「性別」ではなく「性格」の話です。
人間やれば出来るんですよ、何事も。
確かに才能も関係しますが、ある程度なら誰にだってできるんです。
ただ、興味が持てない、やる意義が見つからないことに消極的になるあまり、出来なくなるんですよ。
私は家事全般が苦手です。
(だから生活力がないといわれる)
というか、嫌いです。
必要性はわかるのですが、興味ないし、家事をやる時間があったら他の事に充てたいと思うので。
(流石に嫌だからやらないは間違ってると最近思います)
私が家事が「出来ない」のは性別は関係ありませんよね。
性格です。
それに、やる気をだせば、ある程度は出来ます。
家事の方法を知らないわけではないので。

結局のところ、女だから～、男だから～なんてのは成り立たないんですよね。
別に女の子に生活力を求めるのは大いに結構。
だって個人の価値観ではないですか。
ですが、それを世の中当然の前提として押しつけないで欲しい。
私がそれに当てはまるとは限らないですよね。
この世界に当然の前提なんてあるようでないんですから。

自分の中の「～(す)べき」は他人にとっても同じとは限らない事を私自身気をつけたいものです。


2時間の通学は無理という押し付けられたら当然の前提を覆すべく、
電車に揺られて今日も帰ります。