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過去の記事から発掘。
現在でも状況は変わっていないと思うのでリサイクルをば。
先日、ニュージーランドで同性婚が認められましたね。
これはアジア太平洋地域で初の事だそうです。
また、これは世界13ヶ国めだとか。
意外にも認めている国があった事に吃驚です。
今世界の風潮は同性婚解禁に動き始めているようですね。
ニュースを調べればあれよあれよと出てきます。
(メディアが取り上げないのが吃驚なくらい!
とは言っても保守的な我が国ではよほど大きな事がない限り取り上げないと思いますが)
ウルグアイは先々週、合法化したそうです。
アメリカでも同性婚の問題が最高裁にかけられているとか。
風潮だけは解禁へ流れているよう。
しかし、(というか当たり前ですが)
多くの反対派もいるのが現実
いくら人権だなんだと言ったってこの問題は反倫理的と言われる問題ですからね。
アメリカでは裁判所の前に賛成派反対派双方の大群衆が押し寄せたとか。
今夏にも同性婚を解禁するとみられるフランスでは大規模な反対派のデモがあったとか。
カトリック教会も勿論反対の動きを見せています。
センシティブな問題だからこそ大きな議論となる。
人権って何でしょうね。
多くは 憲法に規定されていますし、社会的権利などと言われるものが人権なのですが、
私見では「人」として生きるために必要なものが人権、ですかね。
同性婚の問題も多くの点で人権問題とされているようです。
カトリック教会では同性愛はタブー
それはキリスト教を始めとする宗教全体に言える事ですよね。
誤解をおそれずに言えば、人を愛せととく宗教。
何故、同性愛を否定するのでしょうか。
神は男女が愛し合うように作られた。
恐らく、こんな感じなんでしょう。
(私はキリスト教について上辺しか知らないので、間違った解釈をしていたら申し訳ない)
イスラームの世界ではアッラーが全てですから神に逆らうのはタブー、同性愛なんて自然(神)の摂理に反するものと考えるのでしょう。
(これもイスラーム法で習ったムスリムの世界観から私が推測した解釈ですが)
宗教の世界にどっぷりと浸かっていたならば同性愛なんて言語道断ですよね。
欧州での動きは「カトリック離れ」から起こっているようです。
カトリックを離れ、人権問題に関心を持ち始めた頃に同性愛者が声を上げ始めた…と。
その流れがアジアにオセアニアに南北アメリカに…と波及しているのかな。
そんな経緯を辿るとふと面白い事に気付きます。
キリスト教圏とは言えない日本で、何故同性愛はタブー視されるのか。
勿論、欧州の影響が強いから、保守的な国だから、理由は色々あると思います。
でも、一番は無関心…かな。
欧州各国では人権と言えば最大のテーマ、関心ごとです。
(まあ、法の発展の過程をみると、そうなって然るべきかなぁなんて考えたり)
日本ではどうでしょう。
議員定数の不均衡が問題となっていますが果たしてどれくらいの人が関心を持っているのでしょうか。
(私は関心がありますよ、受験戦略上!)
これは国民性やお国柄の違いだと思いますが。
デモが少ないことからも見てとれますよね。
さて、世界が認める方向に動いている今、
わが国はどうするのでしょうか。
恐らく(本当に個人的な感覚でしかありませんが)
世界の大多数が認めたら日本も認めるのではないでしょうか。
死刑制度と異なり、
自分に関係がないから認めてもいいんじゃないか
という意見が多いと思います。
なので(いささか楽観的すぎるかもしれませんが)
世界の風潮に流されるのではないかな。
世界の動きに足並みを揃えることも時と場合によっては必要ですし。
私見としては同性婚を禁ずる理由が不明瞭である点から
法案成立に賛成しておきます。
さて、ニュージーランドの法律にはもうひとつ重要な点があります。
それは同性カップルに養子を認めること。
しばしば同性婚の問題と一緒に議論されますが本来は別問題でしょう。
同性愛者自身の人権か、子の人権か、ですから。
これについては世界の動きをゆっくり見ていきたいですね。
未だに日本では議論にすら登りませんね。
同性婚が認められなくても良い。
まずは少しでも興味を持って議論の場で話してもらいたい。
話し合いのないところに理解はありませんから。
その話し合いと理解の行き着く先が同性婚を認めることであることが望ましいですが。
仮に同性婚が認められても偏見などがなくなるとは思いません。
それでも、同性婚が認められる事が同性愛についての理解を更に助長してくれるのではないでしょうか。
以上、私見でした。
癖が強く変わり者で、自他共に認めるフェミニスト
でも老若男女問わず、人間大好きです
故にパンセクシャル(全性愛)かと
序に、世話好き・甘やかしたがり
趣味は小説を書くことと放浪という名の旅行、
知識を付けるための勉強
酒ならビールと蒸留酒が好き
考えていないようにみえて実は考えていたり
好きなものについて語らせたら止まりません
……ですが、どうぞ宜しく